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日記的な

日記だよ!でもアメリカに住んでる→日記なのに日付がずれる!→こまけぇこたぁいいんだよ!

5月、体調不良の記録

ちょっとした思い出話になってしまうが、体調不良になった時の記録を残しておきたいと思います。

 

5月23日

朝起きてお腹が痛い。トイレで用を足したい感じではなく、お腹が刺すように痛む。とりあえず仕事に行くけれども、昼過ぎにはこりゃダメだと判断して一旦帰宅。3時間位ベットで休憩&昼寝をして、腹痛が少し収まったので残った仕事を片付けに職場に戻る。更にこの日は、会社のお偉いさんが来てみんなで夕食の予定となっていたのでなんとか参加するも、ビール1杯と適当なスープを食べてギブアップ。顔が青ざめていたらしく、「もう帰ってもいいんだよ」とお偉いさんに心配される始末。そそくさと帰宅して速攻で就寝。

 

5月24日

朝から絶不調。お腹は痛いし頭も痛いし目眩もするしで、とてもじゃないけど仕事に行けないので病欠。この日はひたすら寝ただけ。起きて、水かスポーツドリンクを飲んで、また寝るの繰り返しでトータルで20時間は寝てた。痛み止めと熱冷ましが期待できるIbprofen(イブプロフェン)を飲んで体調が回復することを期待。因みにIbprofenは、「アイビープロフェン」って発音なのは豆知識。食欲はゼロなので、この日は水分しか摂取していない。

 

5月25日

全くもって体調がすぐれない。むしろ前日よりも悪くなってる気がする。熱を測ったら38度9分。埒が明かないので、病院に行こう。かかりつけのお医者さんの所は、予約でいっぱいとこのとだったので、とにかく行ったらすぐ見てもらえるはずのUrgent Careへ行って診察してもらう。日本語でUrgent Careはなんだろう?日本で言う119番なのかな?救急治療所とでも言うのかな?しかし救急車は呼ばずに、妻の運転で連れてってもらう。20分くらい待って診察。診察と行っても大したことはせずに熱と血圧測って触診して終了。もっとこう点滴とかさ、血液検査とかしないんかい...。とりあえず抗生物質と腹痛を抑える薬を処方してもらい、さらに熱を下げるため市販のTylenol(タイレノール)という薬も飲むといいかもよと言われたので、それを買って帰宅。病院まで行って市販の薬買うってどうなの...。しかしすがれるものは薬のみ。薬を飲んで寝て水分補給してまたその繰り返し。さすがに夕方頃にはメシを食おうということで、おかゆに塩をかけて食べた。この日も15時間は寝たと思う。

 

5月26日

朝起きてここ3日の間では1番調子が良い。それでも頭はボーッとしてるので午前中は寝る。昼頃起きて、おかゆ的なのを食べて会社へ。3時間弱仕事して、もう限界なので4時頃帰宅。そっからひたすら睡眠を取ろうと思ったのだが、ここまでの約3日間で寝すぎているのでもう寝れない。ベッドに横になりすぎて体も痛いので、リビングでボーっとしたりソファーに座ったりしてとにかく体を休める。

 

5月27日

朝起きて、もう治ったと思うほど調子が良かったけれど、やっぱりそんなことはなかったのでとにかく家でゴロゴロして休息。この頃にはもうそこまで寝れないので、睡眠時間も10時間位になってきた。

 

5月28日と5月29日

今回の体調不良で不幸中の幸いだったのが、この週末がMemorial Dayで3連休だったこと。28日も家でのんびりして10時間睡眠、29日には外に買い物に行けるまで回復して、睡眠時間も7時間半くらいの普通の状態に戻った。お腹の痛みからこんなに体調不良になったのは初めてだ。

 

今年の1月に日本で胃腸炎になってから、お腹に問題が発生するようになった気がする。気のせいであって欲しいが、とりあえずうがい手洗いはしっかりと、そして暴飲暴食はダメ絶対。

ハリウッド実写映画「Ghost in the Shell」を見た

今日は、約1ヶ月ぶりとなってしまった日記をしれっと書こうと思います。

 

仕事はそこそこに、終業後の目玉は、私の大好きな「攻殻機動隊」をハリウッドが実写リメイクをした、「Ghost in the Shell」を鑑賞したこと。

 

こっからネタバレは特にしてないと思うけど、私の中のネタバレの定義が世間一般と少しズレている可能性がゼロではないことにご留意いただきたい。

 

 

www.youtube.com

 

 

wired.jp

 

 

このWIREDの記事を読んだりトレーラーをチェックしたりと、事前に期待をガンガンに上げてから観に行った私。

 

 

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アメリカの映画館なのに、「オノデン」とか「メイドカフェ」とかの看板を作ってチケット売り場に飾ってあった。すごくちゃっちい演出だけど、映画を盛り上げようという心意気が伝わってきてなんだか嬉しくなった。

 

しかし鑑賞しての率直な感想は、うーん、やっぱり映画っていう短い尺の中で原作がある作品を上手く起承転結させる脚本を書くっていうのはすごく難しいんだろうなということ。続編ありきで単なる1作目としての位置付けっていう可能性もなくはないけど、1作めが不評だったら続編は出ないわけで。また、原作が日本の漫画とアニメのため、それをアメリカでそのまま表現してもちんぷんかんぷんになっちゃうから少し設定をいじるわけだけど、その匙加減がすごく難しいんだろうなと思った。

 

とは言えこの映画は原作レイプでは断じてない。作り手の攻殻機動隊への愛がたくさん見えたし、登場人物のビジュアルもかなり原作に忠実だった。私個人としては楽しく観れたし、派手なアクションもドンパチ銃撃戦も感動シーンもあるから、攻殻機動隊の原作を知らない人でもなかなか楽しめる作品だとは思う。しかしだ。芸者ロボットが出て来る場面にしても、光学迷彩を使う場面でも、もっと言えば公安9課の存在自体にしても、もう少し説明っていうか解説がないと原作を知らない人は、「えっこれ何どういうこと?」っていう疑問が浮かんできてしまうんじゃないかなと思った。例えば、9課の中でもサイトーさんが好きな私としては後半に一瞬あった見せ場に興奮していたが、それは今日劇場にいた人達の中で私だけだったのは間違いないと思う。殆どの人は、「え、この人誰?」ってなってたと思われる。

 

実際、ちょっと話の流れについていけなくなってしまったのか、後ろの方に座っていた家族は映画の最後15分位で少しお喋りを始めてたし。そしてこの映画の監督は、少佐がビルから飛び降りる演出が好き過ぎ。

 

この作品は、原作を知っているほうが楽しめる映画なのは間違いないけど、原作を知ってても少しもやもやしてしまったというのが私の率直な感想。とは言え、大好きな作品が実写になるというのはやっぱり興奮するものだ!スカーレット・ヨハンソンの少佐はすごく良かったと思うし。個人的には続編にも大いに期待したい。笑い男事件とかやってほしいし、そして何よりタチコマが実写で見たい!タチコマもれっきとした9課のメンバーだよ!

 

由布院 御宿一禅

昨年末に大分の由布院を訪れた時の日記をまだ書いてなかった。ブログのネタは時間が経つと腐るという迷信を信じている私としては、ここいらで書いとかないといけないと思う。

 

 

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博多駅発のゆふいんの森号に乗って出発。車内は木材を基調とした作り。リアル版電車でGO!の景色が味わえる先頭車両以外はそこまで乗車率も高くない。最後尾の車両には私たち夫婦の他に6人くらいしかいなかったし。

 

 

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(上底+下底)×高さ÷2して台形の面積を求めたくなる山を見ながら、電車に揺られて由布院駅に到着。その後は由布院駅前を少し散策して、母親に頼まれた柚子胡椒ソースを買う。

 

 

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オンラインショップなどでは決して買わず、由布院に知り合いが行った時にだけおみやげでこのソースを買ってきてもらうといううちの母は、なかなか1本筋の通った主婦だと思う。茹でた鳥のささ身とオクラをこのソースで和えるのが鉄板メニューだそうです。

 

しばらくブラブラした後に向かった本日の宿はこちら。

 

 

www.oyado-ichizen.com

 

 

確か由布院駅前からタクシーで10分弱のとこにあったと思う。宿の本館に内湯がついた部屋が5室、露天風呂付きの離れが8棟あるこちらの宿。私と妻が泊まったのは、「桔梗」という離れの1棟。

 

 

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イケてる扉から入ると、イケてる玄関。

 

 

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この「桔梗」の部屋は離れなので、たまに芸能人がお忍びで泊まられるんですよ、とは宿の人談。とりあえず、私達もお忍びなんです、自分たちの親くらいしか来てること知らないんですよ、とは言っておいた。宿の人の反応は、安定の苦笑い。

 

「一禅」では何もかもが良かったが、特に晩飯が最高だった。

 

 

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こちらがお品書き。昨年10月中旬のメニューなので、今見るとかなり時期外れかもだけれど美味しかったことには間違いない。全ての料理の写真を撮ったけど、特に印象に残ったものを幾つか。

 

 

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松茸・海老・鱧・鶏もも・銀杏が入った土瓶蒸し。鱧が抜群に美味しかった。

 

 

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甘鯛の難波焼きという代物。すり身を蒸したものだったと思うけど、よく覚えていないというか分からない。

 

 

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豊後牛の笹巻き蒸し。豊後牛旨すぎ。蒸すと牛肉ってすごくさっぱり食べられる。因みに、これを食べるまで豊後(ぶんご)の読み方を間違えていたことは内緒だ。

 

食中酒としてフランス産の赤ワインハーフもいただいて大満足。食事の後は部屋に戻ってのんびり。

 

 

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 「桔梗」の部屋に付いてるお風呂はこんな感じ。写真の左手には中庭があり、特に仕切りなどはないので半露天になっている。

 

 

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時間軸が変わって昼の写真だけど、中庭はこんな感じ。

 

確か宿の人曰く、以前はガラス張りの仕切りがあったが、お客さんから、「無い方がいいんじゃないの」と言われることがよくあって、思い切って取っ払ったらそれ以来好評とのこと。私もそう思います。

 

 

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内湯の他に、こんな共用の露天風呂もある。さらに事前に予約して取る貸切露天風呂もあって、滞在中に計3つの違うお風呂を楽しめるようになっている。どれもこれもいい湯なんだな、これが。結局1泊2日の滞在中に、内湯3回、露天風呂2回、貸切露天風呂1回を楽しんだ。

 

 

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宿のイケてる中庭。

 

 

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約10年ぶりくらいに飲んだデカビタとともに。この後めちゃくちゃ飲み干した。

 

 

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地味に感動したのが、備え付けだったシャンプーとボディーソープ。POLAから出ているもので、肌触りもいいし匂いもすごく良くて持って帰りたくなったくらい。朝ごはんも大変美味しく頂き、大満足の滞在だった。

 

 

 

宿をチェックアウトして少し由布院の町を散策したけれど、街の雰囲気に関して何より思ったのが韓国人の観光客の多さ。中国人の方達もいたのかもしれないけれど、半島からフェリーで来れるほど近い日本の温泉宿としてすごく人気があるんだろうなと思わせる盛況ぶり。

 

私たちが泊まった「一禅」の宿の人も言っていたが、最近は韓国からの旅行者が予約の大半を占めているそう。由布院中に観光バスがあちこちに止まってて、歩けば聞こえてくるのは日本語以外の言語たち。アメリカ在住であり、ある意味外国人枠の私たち夫婦にとってはそこまでではなかったけど、日本に住んでる人が遊びに来たらちょっとウッってなっちゃうほどだと思う。現に、由布院駅前で入った珈琲屋の店主の方曰く、最近は外国人の波に押されて日本人観光客が全然来なくなっているとのこと。皮肉にも少し前にあった熊本での震災直後には、外国人はビビってこなくなったけどそのかわりに日本人の観光客がどっと来てくれたということもあったり。

 

まぁ何人が来ても落とすお金は日本円だし、この流れが永遠に続く訳でもないと思うけど、とりあえず由布院の現状はこんな感じです。いずれにせよ、私たち夫妻はとっても楽しませてもらいました!今度九州行くときは別府の方にも足を運びたいと思う。