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日記的な

日記だよ!でもアメリカに住んでる→日記なのに日付がずれる!→こまけぇこたぁいいんだよ!

ニセ医学

Diary Book Review

今日はMonday!週の初めに仕事行きたくねぇって思わないのは有難いこと。毎週月曜日に鬱々とした気持ちになる人の話を聞くたびに、可哀想だなと思う。まぁ自分もやったー仕事だヒャッホーっていう気持ちでもないから似たようなものかもしれない。

 

そこそこ忙しく仕事をこなし、でも週の初めだから気張りすぎず仕事はさっさと終えて帰宅。夜は昨日茹でた塩豚を根菜たちと煮てスープで食べた。薄味だがなかなかうまい。素材の味を活かしましたって感じ。あとは残り物と土鍋ご飯。米粒が立ってるよ、お母ちゃん。

 

読み終わった本がまた1冊。

 

「ニセ医学」に騙されないために   危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

「ニセ医学」に騙されないために 危険な反医療論や治療法、健康法から身を守る!

 

 

全体的にアンニュイな気持ちになる感じの本だった。はずれじゃないけどあたりでもないってとこかな。著者の一貫したスタンスは、効果の比較試験が記載されていない治療法は眉唾物の可能性が高い、というもの。また、学会で公式にデータが発表されていない治療法や食事療法などは効果がない、またはほぼ効果なしと言っていいという。

 

自分は元々血液型とか健康食品、代替医療は信じてる方ではない。でもそういった事柄に自分以上に否定的な本書を読んでいくうち、むしろこれらを信じてる人の気持ち(自分調べ)になって読んでいて、それぞれの項目ごとに「いやそうは言ってもねぇNATROMさん、否定でも肯定の場合でもどちらも絶対じゃないでしょう?」って気持ちだったのが自分の中で驚き。まぁ読む前と後で意見が変わったとかは全く無いのだが。

 

この本を読んでそれでも自分が思ったのは、病気の治療とか健康法って統計データで単純に片付けられないってこと。ホメオパシーだって、効かねぇだろそりゃ聖書の上で水かき混ぜたってエロ本の上でかき混ぜるのとで別に変わんねぇだろ、とか思うけど、プラシーボ効果は場合によってはあるって言われたらそうかもしれませんってなるし。また、はしかワクチンを打ったら100万人に一人の確率で深刻な副作用が起きるって言われたら子供に打ちたくない両親はいるだろう。確率的にはかなり低いが親の精神に立つとワクチンに否定的になる人もいると思う。まぁでも著者が言ってるように、はしかにかかったら2000人に1人の確率で脳炎になるって言われたらまた違うのだろうけど。そういうプレゼンテーションのされ方と、それの受け取り方って影響がでかい。

 

 

そうは言っても、統計的には1万人に効かないこの薬を1万1人目の自分に効くかもしれないから飲みたいって気持ちは、それが正しい正しくないにかかわらず現実としてあると思うし。

 


何度でもーDREAMS COME TRUE - YouTube

 

まして医者も断定できないことがたくさんあるわけで。そういうことに対して患者がセカンドオピニオンなどを通して違った方向の知識(正しいかもしれないし正しくないかもしれない)を得て、それでどうするかを決めるのは患者自身。自分はいままで健康にやってきたから想像になっちゃうけど、病気になったりした患者さんの精神状態の不安定さは尋常じゃないと思う。その病気が深刻であればあるほど、どんなオカルトチックなことでもやりたいと思うようになるのだろうし、目の前にAという治療で同じ病気が治りましたって人が出てきたら自分もそれをやれば治るんじゃないかって思うのが普通。たとえその目の前の人が、実はこのAという治療と同時にやっていたBという治療があり、A+Bの組み合わせが治った理由だったとしても。でもそれを知るすべはない、なぜならそこにいる人達誰もが気づいていないことだから。

 

書いてたら深みにハマってよく分からなくなってきた。自分が思うのは、出会う医者、まわりにいる人、知り得る知識、経済状況、など今日明日には自分でコントロール出来ないたくさんのことに影響されてその上で自分の判断で生きてくわけで、それってある意味で運命、自分がよく言う言い回しでは「運だよねそれ」ってことが言いたかった。だからみんな、あんまり人に迷惑がかからない範囲で自分のやりたいように選択してくのが良いと思います!私がこの本を人生のこのタイミングで読んだのも運、巡り合わせでした。