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日記的な

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ダンディズムとは?男たちへの遺言(石津謙介著)

今週も始まりました月曜日。天気予報か雨だったけど、夜中に降って以降朝から晴天で、午後も夜も雨は降らず。しかもここ最近では結構温かい日で5℃くらいあった。仕事はまぁそつなくこなして、帰ってきて適当に晩ご飯。今月ここまでの家計簿をつけてのんびりして閉店です。

 

今日読んだのはこちら。

 

 

著者は石津謙介という人。

 

石津 謙介(いしづ けんすけ、1911年10月20日 - 2005年5月24日[1])は、20世紀に活動した日本ファッションデザイナー。「ヴァンヂャケット(VAN)」の創業者[2]高度経済成長期にあたる1960年代の日本に登場した男性ファッション「アイビールック」の生みの親で、“メンズファッションの神様”と呼ばれた[3]

石津謙介 - Wikipedia

 

要するに20世紀ファッション業界の大家。その人が男とは、おしゃれとは、かっこいい生き方とは、などを語った本書。結構面白く読めた。著者は「ダンディズムとは独りよがりとやせ我慢である」と主張してる。すごく良い定義だと思う。いくつか好きな部分を引用。

いろいろなことに好奇心を持って、自分を楽しませ続けること、くよくよしないことだ。これを私は「心のお洒落」と考えたい。

石津 謙介 (2003-07-10). 男たちへの遺言―永遠のダンディズム論 (Kindle Locations 243-244). . Kindle Edition.

 

この「心のお洒落」は自分に必要だと思った。好奇心、大事過ぎ。

特に自分の着るものに関しては「人が何と言おうが、俺はこれが好きなんだ」という一種の気概を持つこと。自分の好きな服を自信を持って堂々と着ていれば、おのずと服のほうから似合ってくるものである。

石津 謙介 (2003-07-10). 男たちへの遺言―永遠のダンディズム論 (Kindle Locations 620-621). . Kindle Edition.

 確かにそうだと思います。サイズ感が変だと似合ってこないと思うけど。

ファッションとはその人の生き方そのものなのである。何をどんなふうに食べるか、どんなところにどのようにして住んでいるか、どんな服をどうやって着こなしているか、それがファッションである。

石津 謙介 (2003-07-10). 男たちへの遺言―永遠のダンディズム論 (Kindle Locations 1058-1060). . Kindle Edition.

 ファッションっていう定義を衣食住全てを含めたライフスタイルと捉えるのはカッコいいね。大した衣食住してない私は要改善です。

物事は急に変えようとしてもよほどのことがない限り、そんな急には変わらない。そうしてまた、どんなに一生懸命変えまいとしていても、だんだんと変わっていってしまう。そんなものではないだろうか。

石津 謙介 (2003-07-10). 男たちへの遺言―永遠のダンディズム論 (Kindle Locations 641-643). . Kindle Edition.

 こんな核心をついたようなことを言う箇所もあり。とても楽しく読ませていただきました。私もDandyになりたーい。