ポートランド観光記〜タイムリミットは約3時間
木曜日。朝起きてホテルを出発し本社である会議に向かう。都会の渋滞は久しぶりでなんだか新鮮。やっぱ渋滞は時間の無駄で嫌だね。基本的に私は移動時間は好きじゃないので、今までの人生で大学生時代から社会人生活も含めて学校にも会社にも近い所に住むよう心がけてきた。ポートランドのような都会では限度があるのかもしれないけど、もし住むならなるべく渋滞は避けたり職場の近くに住みたいなと確信。
特に面白くもない会議が終わって夕方から自由時間。と言っても夜には同僚と落ち合わなければいけなかったので、実質3時間弱。しかも運転があったので、ビールの聖地であるポートランドで酒が飲めないというやるせない状況。そんな逆境の中、まず向かったのは「屋台村 Maru」という日本食居酒屋。
アメリカの大きな街では’’おいしい’’日本食が食べれるので、少し調べて評判が良かったこのお店へ向かった。ちなみに’’おいしくない’’日本食屋はアメリカ中どこにでもあるので、大都市にしか日本食屋がないわけではない。基本的には日本人オーナーか日本人シェフがいないお店はアウトで、大都市以外では日本人がやっているお店はほぼない。
まずししとうとしいたけの串焼きいって、
つくねと豚で肉補充。
珍しく棒餃子なんてあったもんだから頼みつつ、
ラーメンで終了。どれも日本では普通に食べれるけど、アメリカでなかなか食べられない身としてはものすっごくうまかったなー。
腹を満たした後は、ポートランドの名所の1つであるPowell Bookstoreに行こうと思い立ち、ダウンタウンにある1番大きなお店に行かずあえて分店に行くという奇襲を仕掛けた。ダウンタウンにあるお店は観光客ばかりで雰囲気が微妙という情報をキャッチし、こちとら並の観光客じゃねぇんだぜという雰囲気を醸したが、まぁあんまり時間に余裕がなくてご飯食べたお店から近かったのが1番の理由。
夜だったから外の店構えは写真に収められなかったけど、こんな感じで大きな棚に新品・古本が所狭し並んでる。ジャンルごとに陳列されてるけど、量が多すぎて何が何だか。でも本屋が大好きな私は眺めているだけで幸せなのでした。日本に関する本も結構あって、太平洋戦争のこととか芸者・舞妓さんに関する本、日本食のレシピ本等がある中、古い本を見かけた。
1936年に発刊された、Miss Gainesという女性がアメリカから広島に渡った物語のよう。ちょっと調べたら広島女学院大学のウェブサイトから全文ダウンロードできるみたいで、なんだこれ。
そんなこんなで1時間ちょっと過ごして買ったのはこいつ。
Men In This Town: London, Tokyo, Sydney, Milan and New York
- 作者: Giuseppe Santamaria
- 出版社/メーカー: Hardie Grant Books
- 発売日: 2014/09/02
- メディア: ハードカバー
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せっかく来たPowell Bookstoreなので1冊なにか買って帰ろうと考えていた。まず表紙がイカしてて一目惚れ。その後もしばらく店内を見て回ったけど、これが1番魅力的だったので$10.98にて購入。2014年の本なのでそこまで内容も廃れてなく、家のインテリアにもなるくらいいいフォトブック。こんなジャケ買いは久しぶりで、買った後もなんだかウキウキ。
その後は同僚と合流してホテルに戻り、少しビール飲んでまた明日の会議に備えて就寝となったのでした。