suitandtie

日記的な

日記だよ!でもアメリカに住んでる→日記なのに日付がずれる!→こまけぇこたぁいいんだよ!

精神と時の部屋、妻がいる時うちにあるわ

週の真ん中水曜日の今日も仕事は忙しめ。いつまで続くのか、この繁忙期。最近は家に帰ってきてダラダラする時間が長いように思う。シャワーを浴びてソファーに座ったら、寝るまでずっとパソコンいじってる感じ。これじゃあイカンと思いつつもやめられないのが困りもの。もっと本読んだり運動したりした方がいいのは分かっているのだけれど、最近は仕事から家に帰ってくると途端に無気力になってしまっている。

 

これは妻が実家に帰省中で、私1人でいるから起きる現象なのか。振り返ってみると、妻が家にいる時は何時間もずっとパソコンをいじっていることはなかった。なぜなら一緒に何かしたりするし、そうじゃなくて私がずっとパソコンをやってると、「いつまでやってんだよこの野郎」ってヤジが飛んで来るから。まぁその横で妻は何時間もネット動画を見てたりするんですけどね...。「あなたはずっと動画見てるけどそれは?」なんていうのは野暮ってもの。そんなんじゃおしどり夫婦生活は成り立たない。妻を言い負かした所で私に何の得があるのか。せいぜい気まずい食卓と猫よりひどい扱いくらいなもの。ぶっちゃけそこまで不利益があるわけでもないけど、穏便にやったほうがスムーズに事が運ぶからある意味ビジネス的判断(Business Decisionって言いたいんだけどそれに相当する日本語が出てこない)なのである。

 

それに時間の感じ方はその人の年齢や健康状態、また精神状態によってさまざまな事はすでに学んだ。

 

 

例えば妻が2時間動画見た後にたった今掃除を始めたとする。彼女が掃除をはじめて15分経った時点で、私は30分ネットサーフィンをしていた。すると彼女から「ねぇいつまでネットしてんの?あなたも何かしてよ」というゲリラ攻撃を受ける場合がある。この場合、彼女の思考回路は2時間動画見た後に掃除を始めたこの瞬間からスタートする。動画を視聴していた時間についてはすでに遠い宇宙の彼方。M78星雲よりもっと遠いどこか。動画を見て過ごした2時間は彼女にとってあっという間のことだが、掃除をし始めてからの15分は彼女にとって、まるでドラゴンボール精神と時の部屋で過ごしたかのようにゆっくり時間が進む。そんな時に私がダラダラとネットサーフィンをしている姿が見えると、「私はやりたくもないことをやっているのにあなたはなにをニヤニヤしながらネットしてるの、まさかやらしいサイトでも見てるんじゃないでしょうね?それともどっかの女と連絡取り合ってるのかしら?」というオーラが出始め、やがてそれは私にも聞こえる音になってリビングに響き渡る。それはまるで、ピリピリした雰囲気の中で弱いピアノの音色で始まりやがて重厚な音を奏でるオーケストラの演奏のよう。一人オーケストラ。奏者は妻。私は彼女の台詞に対する返事によって音の強弱を変える音響担当。

 

結局何を言おうとしているのかはもう自分でも分からないけど、要するに本を読んで勉強したり運動したりして自分を向上させるように時間をもっと有効に使いたいんです私はってことです。読み途中の本が結構あるので、読書習慣を復活させないと。私みたいに、楽しむために読書するんじゃなくて何かを学ぶためだけに読書をする人ってどうやって習慣付けてるんだろうか。寝る前に読もうとするとすぐ寝落ちしちゃうし、かといって仕事から帰ってきてすぐとかは読む気が全く起こらない。ここができるやつとできない奴の分岐点なのか。