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日記的な

日記だよ!でもアメリカに住んでる→日記なのに日付がずれる!→こまけぇこたぁいいんだよ!

七夕の国(岩明均著)

土曜日。家から一歩もでなかった...。Feedlyの後で読む機能で保存していた記事を消化したり。一番古い記事が500日前とか、古すぎて情報が陳腐化してる感じ。その他には、漫画熱が高まり久しぶりに七夕の国を読んだり。

 

 

あらすじはWikipediaに任せましょう。

 

大学サークル「新技能研究会」部長である南丸は、「あらゆるものに小さな穴を空ける」というあまり役に立たない超能力を持っている。彼の祖父も同じ能力を有していた。

ある時、大学の教授・丸神正美も似たような能力を持っていたことがわかる。それも、南丸の空けるアイスピックで刺したような小さなものではなく、卵ぐらいの大きさの穴がえぐりとられた様々なものが残されていた。

南丸家と丸神家のルーツである「丸神の里」と呼ばれている丸川町にて、不可思議な殺人事件が起きる。報道によれば、被害者の死体は、頭部の半分がまるで巨大なスプーンですくいとったように滑らかにえぐり取られていたという。自分の能力や失踪した丸神教授に関係があるのか、南丸はゼミのグループと共に、調査のため丸神の里へと向かう。

 

私が持ってるのはKindle版ではなくBooklive!版の電子書籍。なんかのセールの時に買ってそれ以来読むのは2回め。単行本は全4巻と、たまに通して読むのに最適な長さでそして間違いなく面白い。作者の岩明均といえば寄生獣で、もちろん寄生獣もめちゃくちゃ面白いんだけど、この七夕の国もとてもいい。寄生獣と共通しているのは、主人公が何が正しくてどうするのが最善なのか分からなくて、自分の行動に絶対の自信を持っていない所。漫画の主人公といえば結構な確率で、自分の信じる道をブレずに貫く性格で描かれるが、この作者の主人公たちは自分がコントロール出来ない状況に巻き込まれてその中で葛藤しながら行動し、何かを決断して実行した後でも本当に正しかったのかを自問してそれでも答えが出ないという設定が多い気がする。そしてその感情はすごく現実味があって個人的に共感できることが多い。私の人生でしてきた選択が正しかったのかは死ぬまで分からない、というか死んでも分からないと思う。そういった意味で、この漫画の主人公には大変共感しながら読めました。