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日記的な

日記だよ!でもアメリカに住んでる→日記なのに日付がずれる!→こまけぇこたぁいいんだよ!

クレヨンしんちゃんオトナ帝国を見て思う「匂い」の力

今週末土曜は本当にダラダラしてた。家の片付けを少しやったけど、その他はとにかくダラダラと過ごした。あ、ベッドのシーツと布団カバーを洗濯したのが大変気持ちよかったです。

 

日曜は朝からサッカー。8時から1試合目があって私は後半から途中出場。結果は4-0勝利。私は目立った活躍はしなかったけど勝ったので良しとしよう。参加しているもう1つのチームの試合が9時からあって、1試合目が終わって速攻向かったのだけれど着いたのが試合終了15分前くらいで、ほんの少ししかプレーできなかった。結果は1-4とかでの負けだったらしい。まぁ間に合わなかったので私にはどうしようもない。その後スーパーで日用品の買い物してお昼食べて帰宅。

 

帰ってきて、クレヨンしんちゃんの劇場版シリーズ「嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」を久しぶりに鑑賞。

 

 

20世紀博という、昭和の暮らしが再現されたテーマパークに日本中の大人たちが魅了され子供帰りのような状態になってしまう。そしてそれはイエスタデイ・ワンスモアという秘密結社が昔懐かしい「匂い」を通して大人たちを洗脳していたからだった。大人は子供たちを残して全国各地から消えてしまい、さらにイエスタデイ・ワンスモアが日本全体にその「匂い」をばらまく計画であることが発覚する。しんのすけと仲間たちが自分の両親を助けるため、そして野原一家はその計画を阻止するために奮闘する、というお話。というかあらすじなんて日本人ならほとんどがもう知ってますよね。

 

クレヨンしんちゃんの映画で最高傑作との呼び声高い本作。いやー素晴らしいの一言。今までに何十回も見てるんだけど今回見て特に思ったのは、この「匂い」というコンセプトの説得力。劇中に出てくる昔懐かしいおもちゃやアトラクションだけじゃ人は洗脳できない。でも子供の頃に嗅いだ「匂い」に囲まれたら、気が狂うほどハマってそこから抜け出すのは容易じゃないと思う。私はまだ30手前の若輩者なんだけどそれでも懐かしいと思うものは沢山あって、それは景色や物や人や場所だったりする。ここ10年位は生まれ育ったところから遠いアメリカに住んでいるので、周りにあるものだったり景色はまったくの異世界なので郷愁というものを感じることはめったにない。それでもごくたまに感じる時があって、決まってそれは何らかの「匂い」を嗅ぐことで起きる。

 

私の記憶力は前日の晩に何食べたかも覚えていられないくらいなのに、小学生の時に仲よかった友達の家で嗅いだ匂いにふと出会った時には、友達の家がどんなだったかとかその当時どんなことして遊んでたとか凄くはっきりと思い出せる。その友達はまだあんまりみんな持ってなかったスーパーファミコンを持ってて、彼の家でスーパーマリオRPGをよくやってたこととか。ちなみに彼は苦手な人参を食べたらスーパーファミコンを買ってもらえるという、当時の私にしたら夢の様な条件で親に買ってもらっていた。今思うとふざけた交換条件だ。子供の為にもならないし、私が親になったら絶対にそんなことはしないだろう。当時私はというと、バクバク人参を食べてて苦手な食べ物もなかった為に親にはそんな取引はさせてもらえなかった。

 

話が逸れたけど、私の場合視覚を通して昔を懐かしむより嗅覚を通しての方が頻繁にあって、それほど「匂い」というものは脳に長期間記憶されていることを身を持って感じる。そして私はあの、「うわーなんだっけこの匂い、どっかで嗅いだんだけどなー」って思って「あっ、あれだ!」って思いだした時の幸せになる感情がとても好き。好きな時に嗅げるよう昔懐かしい匂いを何種類かストックしておけるようになったら、それはどんなテーマパークよりも魅力的だろう。少なくとも私のような人には。

 

オトナ帝国の逆襲を見ると子供が欲しくなるね。子孫を残して時代を紡いでいくっていう当たり前だけど素敵な生き方があるんだぞっていうことを、この映画は思い出させてくれる。