suitandtie

日記的な

日記だよ!でもアメリカに住んでる→日記なのに日付がずれる!→こまけぇこたぁいいんだよ!

過去に生きるか未来に生きるか

約3週間ぶりのカムバックとなるブログ。この期間は充実した充電期間でした!とはまったく言えず、特に大したことはしていなかったという...。強いて言えば、10日間ほど日本に遊びに帰っていたということくらい。それ以外はいつもどおりの生活だったけど、なんだかブログを書く気にはなれず。

 

しかし何もせずとも人生は進んでいく。人生の時間は刻々と過ぎていくのに、日記と題したブログが進まないのはちょっと気まずいのでそろそろ再スタートだな、と。

 

今回の日本旅行はやることやってたくさん遊んだので、それらを記録に残さないといけないから追々書いていこうと思う。それよりも今回の帰国で感じたことを忘れないうちに書いておきたい。

 

日本は私が生まれてから18年間育った場所で、そういう意味では間違いなくホーム。今回の帰国で同窓会があったおかげで古い友だちに会う機会があって、みんながみんなじゃないけど、頑張って大物になってるやつらが沢山いた。ある奴は一部上場企業の取締役だったり、ある奴は会社を立ち上げてて結構な規模にしてたり。商社や投資銀行に勤めてバリバリ稼いでいる奴もいたりして。彼・彼女たちのように日本で輝いている人を見ると、自分が日本にいる姿を想像したり、日本にいても良かったのかなと正直思ったりもした。

 

でもそれはきっと間違いで、今いるところは自分が選んだ場所。もちろん外的要因はあるけど、それも含めて自分の人生。まして私は好きでアメリカに来て、好きでアメリカで生活することを決めたわけで、そういう意味では今、私がアメリカにいることは間違いなく正しい。ここアメリカの地で頑張って生活していこうと決めたのだから、日本で大物になっている友人達と比べてもしようがない。他人と比べず、自分の人生を頑張って生きていくことが大事だ。

 

さらに今回の旅では古い友だちや学生時代の恩師に会ったおかげで、昔の思い出が蘇って凄く楽しい時間が過ごせた。

 

そしてアメリカに帰ってきて数日、時差ボケによる体力的な厳しさよりも、ある種のホームシックによって精神的にキツかった。実家で両親と過ごした時間、子供時代をともに過ごした友人達との10数年ぶりの再会、子供時代をともに過ごした友人とお酒を飲みながら馬鹿騒ぎする時間。日本で過ごす時間が本当に素晴らしくて、アメリカに帰ってきてからしばらくは、「あぁ日本にもっと居たかったな」という気持ちが凄く大きかった。

 

でもふと気づいたのは、これこそが「映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ! オトナ帝国の逆襲」で描かれていたことなのではないかということ。

 

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲 - Wikipedia

 

懐かしい昔の時間を生きるのではなく、未来を生きる。野原ひろしの言葉が今週はやけに身にしみる。そうだ、昔の仲間がいる日本は間違いなく楽しくて、いつまでもそこにいたくなる麻薬のような魅力を持っている。しかしそれに浸るのではなくて、今私がいるアメリカが、現在から未来に繋がっている現在進行系の場所であり、ここが今私が頑張るべき場所なんだと今更ながらに再確認。

 

とりとめもないがこんなことを思ったのがここ数日で、忘れないうちに書き留めておきたいと思って筆をとった次第。華麗なるカムバックとなった今日の日記はこのへんで。