埼玉政財界人チャリティ歌謡祭と翔んで埼玉と

新年2日めの土曜日。狙い通り今年1番のダラダラ過ごした日でした。朝からネットを徘徊し、本や漫画を読んだり。昼過ぎからビールを飲み始め、ネットにあふれる動画をいろいろ見て廻った。今日は1日パジャマ姿というだらけっぷり。3が日のうち、1日くらいこういう日があってもいいと思いまして...。そして今日色々見かけた中で、なんだか埼玉熱が高かった。

Twitterで大きく話題になったっぽいこの番組、その名も埼玉政財界人チャリティ歌謡祭。埼玉県の政界、財界の大物たちである地元企業の社長や会長、大病院の院長、東京ガス埼玉支社長、各市町村の首長、果ては県知事。彼らが万札をバンバン募金箱に投げ入れ、ステージ上で思い思いの歌をうたう。基本下手。彼、彼女らがステージで熱唱してる間、彼らの下で働く者たちが「自主的」にという名目でバックダンサーや旗持ちとして場を盛り上げる。彼らは「自主的」に通常勤務後に練習に励み、「自主的」に小道具を作成した模様。これが社会人生活ということか。そしてそれは観覧席にいる関係者たちも例外ではなく、みな一様にサイリウムを振り、登壇者の顔写真付きのうちわを振り歓声を送る。この3時間にも及ぶ一大イベントをテレビ埼玉(通称テレ玉)で鑑賞した人達は、会場内のあまりの死んだ魚のような目をした人の多さに驚いた模様。実況ツイートを眺めていてあまりの面白さに、私はこの番組が今後日本の正月の定番イベントになっていく将来像を見た。

最近各所で話題の「翔んで埼玉」といい、なんだか埼玉が盛り上がっている模様。次に日本に帰る時は、この魔境埼玉に足を踏み入れてみようと思う。