suitandtie

日記的な

日記だよ!でもアメリカに住んでる→日記なのに日付がずれる!→こまけぇこたぁいいんだよ!

人との繋がりは簡単に途切れちゃうから大事にしないと駄目だよ

今週ここまで月・火・水と過ぎましたが、私は元気です。最近はサッカーの南米選手権であるCopa Americaが始まって以来、見たい試合がありすぎて何も手につかない状況であります。そしてCopa Americaを独占放送しているFox Soccerチャンネルに今月だけ加入することを数日前に決意し、$20払ってサッカーを見まくる生活をしております。とにかくコロンビアが強い!コロンビアとアルゼンチンが優勝候補筆頭かな。さらに今週金曜日からは欧州選手権であるEuro 2016が始まるという地獄絵図。そしてそしてそのちょっと後にはリオ五輪も始まるという、もう訳がわからない状況が予期される今夏。仕事での私のパフォーマンスが著しく下がることが予期される。だってライブで試合見たいんだもん。

 

そんなこんなが最近の私でここまでが日記。

 

話は変わって、少し前に母親と話した時に思った昔の知り合いの連絡先を残しておく重要性について。

 

9月に中学校の同窓会が行われる予定で私は大変楽しみにしているのだけれど、今現在主催するメンバー数人が同級生達と連絡を取るのに奔走していると聞いた。そのメンバーの一人と話した時に言っていたのは、同級生の半数弱と連絡が取れなくて困っていると。曰く、私達の頃から個人情報保護の関係で卒業アルバムに連絡先や住所が載らなくなって、フェイスブックmixiをやっていない人とは連絡がほぼ取れない状態でお手上げだと言っていた。

 

そんなやり取りを私の母親に話したら、私の幼・小・中・高時代の連絡網の用紙を未だに保存していたことが判明し、もしかしたら役に立つかもと思いそれらを主催するメンバーに送った所、とても助かるとの返事が来た。これの何が凄いって、まず私の母親の物持ちの良さ。だってその頃の連絡網なんて、ペラペラのわら半紙に印刷されてる物でデータ保存なんてまずなかった時代のもの。まして当時には連絡網としての本来の役目を果たすために頻繁に取り出して使っていたはずなのに、破れてる箇所一つもなく保存していた私の母。そしてそれが私が幼稚園の頃から高校生の時までもれなく保存してあった。私の同級生数人に聞いても、彼らの親はまずそんなものは取って置いていないとのこと。

 

身内を褒めて手前味噌だけれど、単純に私の母親がスゴイ。彼女曰く、連絡網はとっても大事だと思ったからいつまでも取って置くことにしたとのこと。そしてこれは私の両親が転勤族であるにもかかわらず、だ。彼らは私が生まれてから、岩手→東京→仙台→福岡→東京と日本全国を渡り歩いてきて、1箇所に定住していたわけではない。その最中で、ペラペラのわら半紙数枚を綺麗に保管していたのだから頭が上がらない。電話越しに、「お母さん、あなた凄いね」と伝えた時に彼女が言っていたのがこれ。

 

「人との繋がりなんて簡単に途切れちゃうんだから、大事な人とは自分が繋がる努力をしないと駄目なんだよ」

 

本当に本当にその通りだと思った。人間誰しも紆余曲折あるのが人生。その途中で連絡がふと途絶えたりすることもあるのが普通だと思う。中学の同級生なんて、大半が卒業以来会ってない人達ばかりだし。でもそんな時でも一言連絡を取る努力をすれば繋がりが途絶えることはない。私は高校・大学時代よりも中学の同級生にすごく繋がりを感じていて、はるばるアメリカから大枚はたいて同窓会のためだけに9月に一時帰国するのはこれが理由。私の中では、私という存在が形作られたのは小学・中学の頃だと思っているから、当時一緒に過ごしていた人達はそれ以来会っていなくても私の記憶の中でとても鮮明に残っている。

 

繋がっていたいと思う人達と連絡を取る努力の大切さを、母とのやり取りで思い知ったのが最近心に残った事でした。