著作権クリアの漫画を引用できるMangaloo(マンガルー)を使ってみた
今週は特に何も起こらずに終了。1週間を通して天気が良かったのが久しぶりな気がするが、日記に書けるようなことが何もない1週間だった。強いて言えば、6月に行くモロッコ・ポルトガル・スペインの3カ国を巡る旅行の航空券を取ったことくらい。妻と2人で計$3567もした航空券代。1人あたり約$1800もするって高くね?まぁもう取ってしまったものはしようがないので、存分に楽しもうと思います。
今週見つけて気になったのがこれ。
簡単に言うと、著作権処理をクリアしたマンガのコマやページを自分のブログやSNSなどで引用して使うことが出来るというウェブサービス。上サイトに詳細が書いてあるけど、一般的にブログなどでマンガの特定のページやコマを使うのは引用条件を満たしていないと違法となる。ちなみにこの件に関して、私が言える口ではないのは合点承知の助。でもこういうサービスが出てきたのは単純にありがたいし、このサービスを知らないという無知によってこれからも無断転載をするのは嫌だなと思うのでここでみそぎをしようかなと。
まず上記サイトに行って自分のメールアドレスを入力し、さらに画像を引用して使う予定のウェブサイトのアドレスを入力する。要は、はてなブログで画像を引用したい人は自分のブログのアドレスを、ツイッター上で引用したい場合はツイッターアカウントのアドレスを入力する。全部入力して送信ボタンを押すと、1〜2営業日中に自分のサイトが審査されて、それに通ればアカウントが作成されるという仕組み。どんな審査がされているのはわからないけれど、泡沫はてなブロガーの私は1日とかで審査が通った。その後、審査が通った旨の通知メールに記載されているリンクから飛んで、アカウントのパスワードを作ったら手続完了。
マンガルーのウェブサイトで使いたいと思うコマを探して、そのコマの埋め込みコードをコピーして、HTMLの編集画面にペーストすれば、あっちゅう間に使える。
つまりこのサービスはまさしく!
こんな感じで使える。
上のコマを見ると分かるように、画像右下にマンガルーのサービスを使っての引用だということが分かる表示があり、左下にはマンガタイトルが表示されている(かなり見えづらいけど)。さらに画像にマウスオーバーすると、Kobo、Kindle、eBookJapanの3大電子書籍サイトへのリンクが出てきて、当該コマのある漫画が電子書籍で買えるという仕組み。これで著作権者の利益も守れるという仕組み。
もともと人気のある漫画は例外だけど、口コミとか誰かの紹介で新しい漫画を知る機会って絶対にあると思うし、それがその漫画の売上に貢献することだってあると思う。まして海外に住んでいる私の場合、誰かのブログを見て新しい漫画に出会うことが大半。だから漫画を紹介するブログには一定の需要があるはずだし、それは巡り巡って著作権者の利益にもなると思う。勿論それは著作権法を犯していい理由にはならないのは明白で、つまりマンガルーについて何が言いたいかと言うと、
ってこと。
現時点で著作権クリアーの作品はとても少ないけれど、賭博黙示録カイジやアカギやぼのぼの、そして汎用性が非常に高いコマが多いポプテピピックなどがある。現時点でみんなが一斉に使うとは思えないけど、著作権問題が話題になる昨今、こういったサービスの需要は拡大していくのは間違いなくて、そしてこれからも色んな作品が著作権クリアーして使えるようになっていくと思われる。要するに、
Santa Fe BrewingのInperial Java Stoutという大変に美味しいビールを飲みすぎて、ブログを書くのに疲れたのでこの辺でお暇する。
マンガルーの仕組みについて、良い子のみんな理解したかな?